ピンクリボンとは、乳がん撲滅のため、
早期発見・早期診断・早期治療を啓蒙・推進する活動のことです。
そもそも、ピンクリボンの誕生は、まだ乳がんについての研究もあまりすすんでいない1980年代のアメリカでの出来事がきっかけと言われています。
アメリカの小さな町で、ある時 幼い子どもを残し乳がんで亡くなった女性がいました。
その女性の母親が、乳がんで死亡した女性の娘 ― つまり実の孫に、同じ悲しみを繰り返さないように・・・と、
願いを込めて手渡したピンク色のリボンが現在、
世界中でキャンペーンされている
「ピンクリボン」の始まりということです。
乳がんは、16人に1人が発病する身近な病気です。
女性特有の病気だと思われていますが、実際は男性にも現れる病気です。
(日本でも年間100人前後の男性が、乳がんで亡くなっています。)
毎年約10,000人の方が乳がんで亡くなっています。
これは交通事故で亡くなる方の人数(約8,000人)より多いのです。
(参考サイト・・・日本対がん協会)
乳がんの直接的な原因はまだ解明されていませんが、発病には、女性ホルモンが大きく関わっていると言われています。
乳がんは唯一 手で触って自己発見できるがんです。
「早期発見・早期診断・早期治療」で死をイメージする病気ではなくなりました。
1ヶ月に1度は、自己検診。
定期的なマンモグラフィ検診を。